入会に関する約束事項
詳細は、入会時にご案内します。
(1)遅刻・欠席に関する規定
遅刻・欠席される場合は、必ず事前連絡ください。連絡がないと事件・事故が心配ですので、学習会中こちらからご連絡する場合があります。
(2)学習会中の禁止事項
- 当団体の運営や事業に関する機密情報(LINE掲載情報を含む)の無断での外部への漏洩又は開示
- 受講生の個人情報(電話番号・メールアドレス・LINE・その他 SNS のアカウント)の入手
- 受講生、及び保護者との直接連絡や、直接契約の締結(必要な連絡は当団体を通じて行ってください)
- 業務上知り得たあらゆる個人情報の、第三者への漏洩または開示
- 受講生、及び保護者からの、不当な金品の借用、又は贈与を受けること
- 受講生他の講師やスタッフに対して、肉体的・精神的危害を与えるような言動や行動
- 無断での受講生の模試やテストなどの持ち帰り
- 学習会の様子などの無断アップロード
- 学習会中の室内における食事(ガムなどを含む、飴・トローチは要相談、飲み物はOK)
- 無断での欠席・遅刻・早退や、学習室内の居眠り、長時間の休憩等
(3)「子ども参加」ガイドライン
令和6年1月17日
一般社団法人 神戸みらい学習室
一般社団法人 神戸みらい学習室は、児童の権利に関する条約やこども基本法のもと、「すべての子どもに、等しく教育の機会を。」というスローガンを掲げ、様々な困難を抱える子どもたちの声を聴き、学習活動に「子ども参加」を積極的に包摂し、子どもたちや支援する人々とともに成長することにより、将来へ向けた地域社会の成熟を図るよう努めるものとする。
【基本理念】
次の5つを「子ども参加」の基本理念とする。
- 子どもが抱える困難によりいじめや差別を生じさせない。
- 子どもの最善な学びを子どもとともに考える。
- 子どもとともに成長し発展する。
- 子どもが伝える言葉や思いを活動に反映する。
- 子どもにとって安心で安全な学習の場とする。
以下、各基本理念についての具体策を示す。
1.子どもが抱える困難によりいじめや差別を生じさせない。
家庭の経済的事情や発達障がい、不登校など様々な困難を抱える子どもたちが、自身を取り巻く環境や状況により、他者と違うことでいじめや差別を受け、また、いじめや差別に加担し、自身や他者の考えや言葉を尊重できないことがないよう図る。
【具体策】
- 子どもの置かれた環境や状況について、関係者が情報共有する。
- 子どもの出欠を管理し、無断欠席などのSOSサインを見逃さないよう努める。
- 子どもの表情や心身から発せられる症状を注意深く観察し、情報を共有する。
- 子どもへの声がけを意識的に行い、大きな変化がないか注意深く見守る。
- 学習中に自身の意見を伝え、他者の意見を聴く姿勢ができているか確認する。
2.子どもの最善な学びを子どもとともに考える。
子どもが自身の権利について、「知る・学ぶ・考える」機会を学習の場で設け、将来の可能性を広げる最善な学びを子どもとともに考える。
【具体策】
- スタッフやボランティア講師などへ、子どもの権利内容についての周知を徹底する。
- 子どもとの面談時間を利用し、関連する情報提供を随時行う。
- 教科学習に積極的に取り入れる。
- 夢ゼミなどの機会を活用し、子どもたちに権利について知り、学ぶ時間を設ける。
- 子どもたちが自身の将来や夢について語る時間を設ける。
3.子どもとともに成長し発展する。
学習室では、様々な困難を抱える子どもとの触れ合いを通じて、子ども自身についてだけでなく、その取り巻く環境や状況、また、社会情勢や問題についてスタッフやボランティア講師などが知り、そして学び、自らの成長の手がかりとする。
【具体策】
- 子どもに教えるとともに教わる姿勢や体制を築く。
- 学習への関わりを通じて、全ての関係者が子どもに関わる問題への見識を深める。
- 子どもとの対話を重視し、子どもの意見をまずは聴くことに努める。
- 子どもの意見や考えを否定しない。
- 子どもの考えに同意する意見でなくとも、ひとつの考え方として自身の考えを伝える。
4.子どもが伝える言葉や思いを活動に反映する。
子どもの意見を学習室の活動に反映し、持続可能な運営を目指すことで、地域や社会問題に継続的に取り組み、子どもの学習支援の体制を地域に根付かすよう図る。
【具体策】
- 学習時間の子どもの意見をレポートにまとめるようボランティア講師に協力を求める。
- 子どもとの面談時間を定期的に設け、子どもの意見を聴く場を積極的に設ける。
- 子どもの振り返りの時間を大切にし、子どもが考えたことや意見を尊重する。
5.子どもにとって安心で安全な学習の場とする。
子どもにとって安心で安全な場を提供し、活動が活発に行われるよう工夫する。
【具体策】
- 子どもと関わるスタッフやボランティア講師には研修を実施し、子どもに関する安全基準を定める。
- 子どもたちの興味や関心に応じた学習内容や指導方法を工夫する。
- 人間関係を大切にした指導を行う。
- 通報手段の設置を行い、子どもたちが安心して言葉を発せるような場作りに努める。
- 指導上必要な情報や注意点を周知する。