卒業生の言葉

卒業生 薬師神 杏美 Yakushijin Azumi

神戸市生まれ。中学2年生から神戸みらい学習室に在籍。現在、神戸市外国語大学イスパニア学科に通う。学習室では、ボランティア講師として、感謝の思いを子どもたちへ繋いでいる。

「私も誰かの助けになれるよう努⼒しようと思えるように」

 私が、神戸みらい学習室に通うようになったのは中学二年生のころ、友達に誘われたことがきっかけでした。当時の私は数学が大の苦手で、学校の授業にもついていくのが難しくなっていました。  そんな私でも、学習室に来るとわからないところを質問して、分かったふりをせず、理解するまで教えてもらうことができました。これは学習室の講師の方々とは年齢が近く、学校とは別の環境であったおかげだと思っています。さらに私が一番学習室の存在に助けていただいたのはコロナ禍です。学校が休校のなか、私は受験生でした。外出自粛のため自宅で勉強するしかない状況。学校から送られてくる課題を、授業なしで理解して解くというのは難しかったです。そんな状況の中で、学習室のオンライン授業で先生に質問できる機会はとても貴重でした。そのおかげで勉強の遅れに焦ることもなく、自宅で学習を進めることができ、無事に第一志望校に合格できたと思っています。  高校入学後も、講師の方に大学の話を聞いて、自分の行きたい大学を見つけることができました。私の進路決定にはいつも学習室の支えがあったと感じています 。  学習室に通えて、本当によかったと感謝の気持ちでいっぱいですし、今度は私も誰かの助けになれるよう努力しようと思えるようになりました。

ボランティア講師/神戸市外国語大学イスパニア学科

卒業生からの感謝の言葉

講師の卒業後の進路(就職先等) 2024年4月1日現在